イベントレポート

王滝参加レポート

2009年9月20日開催のセルフディスカバリーアドベンチャー・クロスマウンテンバイク100km(長い・・・)に参加してきました。
ひどいタイムでしたがなんとか完走してくることができました。9時間半・・・。
たっぷり山を満喫しました。6時間とかでゴールするのも凄いけど、9時間半山中を行動し続けるってのも、それはそれで偉いんじゃないかと・・・思うことにします。

今回はショップスタッフとして、使用機材の感想や何が必要で何が不要だったか、などをレポートさせていただきます。
記録を狙う人には、山へ行きまくって、走りまくって、プロテイン飲みまくるしかないんじゃないの、としか云えません。すみません。

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今回の相棒。

本番直前にホイール、タイヤ、ブレーキを交換しました。

クロスマックスSL×SCHWALBE RACING RALPH UST 26×2.1
ブレーキはXTのハイドロに。

資金繰りの関係で直前になってしまいましたが感触を掴む為の時間が欲しかったです。

 

 

【王滝仕様の工夫とセッティング】
MTBとしての性能を発揮させることはもちろん、ライダーの疲労を軽減させる工夫も必要です。

速い選手は持ち物も少なく、まんまXCレーサーにちょっとボトルが1本追加してるぐらいで走っちゃうのですが、自分のように遅いと荷物も増えます。
ハイドレーションバッグにはCCDドリンク1リットル、スペアチューブ2本、携帯ポンプに補給食。
これで結構重たいです。
これのせいで腰が痛くなり、ダウンヒルが辛かったです。
自分は見た目的に嫌いなのですが、荷物はなるべく自転車に付けて身体は軽いほうがいいです。
そういうアドバイスは受けていたのですが、やはりハイドレーション背負わないと不安なんだもの・・・。

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サイクルコンピューター等の計器類はメーターマウントを使ってなるべく前方にレイアウトしました。

少しでも視線移動を少なくして疲労軽減に、と思ったのですが効果はあったと思います。

バーエンドバーは、無いよりはあった方が良かったと思いましたが、ガレガレの登りではバランスを崩しやすく、あまり使わなかったです。

エルゴグリップはヒルクライムで良かったと思います。ダウンヒルでは、元気なうちは良かったのですが激しすぎるガレ場では段々辛くなりました。
王滝の厳しさは別格ですかね。

 

サスペンションのセッティングは、気持ち柔らかめの更に気持ち柔らかめ、ぐらいが良いと思います。
ダウンヒルで楽できるセッティングです。
登りを考えるとロックアウトが欲しいですが最近のフルサスは設計が良いのでシッティングで漕ぐぶんにはさほどロスは感じないと思います。
自分は登りが絶望的に遅いので、下りで時間と距離を稼ぐ為、ダウンヒル優先セッティングでよかったと思いました。
自分のサストラベルはフロント100mm、リア90mmが最大ですが、足りないとは思いませんでした。
ガレガレの路面に、最低でも120mmは必要だと云う人もいますが、シクロクロスの人もいるぐらいですから、最終的には走れりゃなんでもいいのでしょう。笑
登りと下り、どこで攻めるか、バイクによって戦略が変わってくるのも王滝の面白さかもしれません。

タイヤの空気圧は、5月に出たときはチューブドタイヤで2.8がベストに感じましたが、今回はチューブレスで2.5にしてみました。
勝手知ったるチューブドと違ってチューブレスの場合、同じ空気圧でも違う感触です。もっと気圧低くても良かったかなぁと思いました。
やはり直前に変えるのは良くないですね。

ブレーキは、5月はヘイズのメカニカルでしたが今回はXTのハイドロに。
メカニカルでもどのくらいイケるのかを試す為に敢えてそれにして、比較しました。
前半の、元気なうちはメカニカルでも十分な制動力があったと思います。
前回はDNFだったので後半が分からなかったのですが、やはり後半の握力が弱くなったときにハイドロディスクは断然有利だったと思います。分かってたことですが心底実感しました。
確実にスピードコントロールできるブレーキのおかげで、下りを思いっきり飛ばせるんです。

今回は機材のおかげで、下りでゴボウ抜きさせてもらいました。
その後の登りで抜いた人たちにゴボウ抜かれされましたが。笑

【ウエアの選択と持ち物】
王滝の朝はかなり寒かったです。
5月は雨で、酷い低体温に苦しめられこともあって、スタート直前まで冬用のアンダー着るか迷いました。
スタート前に準備してる人たちの格好を観察したり、日中は26度ぐらいいく、という会話を盗み聞きして、夏用のアンダー、ジャージにアームウォーマー、更にウインドブレーカー、下はビブショーツに夏用CW-Xタイツ、という格好でスタートしました。
スタートして暫くは寒かったのですが、段々丁度良くなってきました。
第一CPまでの間に長い下り坂があったのですがそこはやっぱり寒い。
下りの寒さを考えて、すこし暑くても第一CPまではウインドブレーカーを脱ぎませんでした。

第2CP通過後にアームウォーマーをアームカバーに変えました。
そのままカバーは外さずにゴール。やはり下りがちょっと寒かったですね。

食料は、パワーバー1枚、パワージェルはフラスコに入れ替えて8袋分、梅丹のサイクルチャージ2本、ソイジョイ2本、薄皮クリームパン6個、スニッカーズ1本。
ドリンクはCCDドリンクをハイドレーションに1リットル入れて、クエン酸BCAAの袋2本持ちボトルは空のままスタート。

食べたのは結局パワーバー1枚、パワージェル6袋分、ソイジョイ2本、薄皮クリームパン1個。
固形物は食べる気にならず、結構無駄でした。空腹感はありましたが耐えられる程度。

CCDドリンク1リットルは第2CPまでもちました。
途中で補給できることを考えるとダブルボトルで足りたかな?と思います。
後半用のクエン酸BCAAはしんどい時に効きます。
あの酸っぱさが疲れを和らげてくれるんです。軽く「酸っぱさ依存症」になるぐらい。

ボトル2本を自転車に付けて、何も背負わない方が良かったなと今は思います。
まぁ、足りなくなると大変ですから心配なら持っていった方がいいとも思いますし非常に悩むところですが・・・。

 

完走するためには、3つあるチェックポイントを制限時間内に通過する必要があります。
自分は遅い自覚があったので、とにかく休まず走るように心がけてなんとか通過できました。
100キロというと物凄い距離のように思いますが、スタートとゴールは同じ標高なんだから半分は登りでも半分は下りなのだ、と思えば少しは楽に思えるのでは。

遅いタイムの自分の情報ですが、初めて参加される方の参考になれば幸いです。
谷間の橋から見上げる御嶽山の威容、コース脇の美しい沢、湖の眺めなど、苦しいなかに現れる大自然の風景を観て、ゴールできた達成感を是非味わってきてほしいと思います。

 

担当:伊藤