イベントレポート

Avalanche DH Maraton in Winghills 参加レポート

 

 横浜店スタッフ小林です。

2010年8月7日、8日 岐阜県ウイングヒルズ白鳥リゾートにて開催されました、

the 29th MAZDA CUP Avalanche DH Maraton in Winghills

に当店スタッフ計3名で参加してまいりました。

 

自分は去年、長野県野沢で行われたアバランチェに初参加し、決勝の朝の試走で右鎖骨を骨折。

悔しい思いをしたので今年はリベンジです!(ま、開催場所が変わってしまったことは置いといて)

 

ウイングヒルズ白鳥(しろとり)リゾートは広~い岐阜県の中でも中央付近に位置し、

福井県寄りと言ってもいいほどの所にあります。予想では車で片道8時間。

前日の20時に横浜を出発して朝方到着しちょっと仮眠、朝6時からの受付に向かう計画です。

長い道中、休憩を入れつつ車を走らせ続け、夜中にも関わらず故障か事故だかの渋滞にもハマり、

スキー場であるウイングヒルズへと向かう登り坂ではうっすらと明けていく空が(笑

上の駐車場に着いた時にはもうだいぶ明るくなっていました。結局片道8時間半。

仮眠をとろうにも、自分以外の若い2人はスヤスヤでしたが自分は目を閉じても寝れず。

前日も結局1時間寝ただけ(笑

ハイ、時間です。着替えて受付へ向かいます。

 

予選は昼過ぎ、それまでに試走を行います。リフト券を購入しいざ上へ。

↓ リフト頂上からの絶景です。高原の風が気持ちいい。

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写真右の真ん中あたりにある丘の上のひらけた場所がスタート位置。

そこへのアプローチでコンクリの急斜面を直滑降するのですが、これがまたスピードの出ること(笑

スタートは平らな芝生の広場。とりあえずはコースを覚えるために1本行きます。

芝生はキホン走りやすいのですが、芝生の中には大きな石もところどころ隠れていてビックリ。

芝がはげて大きな石のオフキャンバーは路面ボコボコ、ここは要注意。

短いシングルトラックへ入り、その出口で上級者コースと迂回の初心者コースにわかれます。

2年連続鎖骨は避けたいので、迷わず初心者コース!うん、これなら走れる。

たぶん予選もこっちの方が自分は早く抜けられるであろうと思いました。

困ったのは雪のシーズンで使うのかなと思った滑り止めシート。コレがハンドル取られて走りにくい。

その後も芝のスラロームがあったり(芝が前日の雨で濡れていて怖かった)、林のジープロード、

グチョグチョの泥んこシングルトラックや、丸太越え、それからいったんアスファルトに出て漕ぎまくり、

またシングルに戻り、ゲレンデに出て最後のスラロームから漕ぎまくりでゴール。

 

2本目は思い出したようにちょっとだけ写真を。

↓ ゴンドラの中。

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↓ ゴンドラから見たゴール地点。

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↓ ゴンドラから見たコース(?)

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結局午前中に3本下って、午後の予選へ。

受付順にスタート位置を決められるのですが、自分は3列目からになりました。

3本下ったにもかかわらずぜんぜん体が目覚めていない。

というか、今すぐにでも寝れるコンディションでスタートへ(笑

でも不思議と直前(30秒前くらい)にはシャッキリし始め、スタートと同時に一気に駆け下ります。

自分のカテゴリー(年齢)の総勢は約60名、まさに雪崩のよう。

前半すぐにノドがカラカラになりましたが漕ぐのをやめることは出来ません。

途中何回か前走者のクラッシュに巻き込まれ、1回は崖に半分落ち(笑

結果は決勝149人中58番手。何とも微妙な結果。

ほかの二人も無事完走。今回のテーマは「怪我をしない」ことですのでひと安心。

シャワー浴びて、ウェルカムパーティーで腹ごしらえをし、明日の決勝を楽しみにしながら就寝。

 

さて決勝当日。去年のこともあり、決勝朝の試走は個人的にドキドキします。

今年左もやって鎖骨グランドスラム達成、なんて目指しません。

試走は2本にしました。結局上級コースは覗くだけにし、決勝では迂回路を選択します。

決勝朝には何かある。試走でコケそうになったときに左足首を痛めてしまい漕ぐのがキツく。

 

そして決勝、地元の太鼓の響きを耳にしながらスタートを待ちます。

今回一緒に行った、2か月前にダウンヒルを始めたスタッフU山はもう自分を追い越しております。

決勝では2列前に彼の背中が。若いってすごい。てか単純に彼の身体能力の賜物ですね。

スタートと同時に割り込んで、彼の後ろか横に飛び出る作戦で行きます。

アレ?予選よりも気合が入って無い、てか落ち着いてる、自分。

そうこうする間にスタート!あっという間に誰かに前に割り込まれ(笑)しかもそいつが遅い!

スタッフU山の姿はすぐに見えなくなりました(笑)こうなりゃともかく突っ込むのみ。

プロテクター同士ガツガツ当たりながら、ブロックタイヤでガリガリとハスりながら、

抜きつ抜かれつ下って行きます。もともとはみんなで下るのを楽しむイベントですが、

同時にレースでもありますので、手を抜くわけにはいきません。

決勝ではゴーグルをやめ、度付きのサングラスにしたおかげで路面が良く見えて助かりました。

(路面が良く見えてしまったせいで、実は余計に怖かったのもありましたが)

決勝ではガムを噛んでいました。そのおかげでノドがカラカラにはならず、これも正解でした。

そして無事にゴール。

結果はタイム15分02秒08。(ちなみに総合1位の宮本選手はなんと9分台!)

149人中46位。予選より12位順位を上げました。

年齢別は58人中25位。半分よりは上に行きたかったのでまずまず。

結果は置いといても楽しかったぁ~!!

 

そして我が校のエースU山は、総合28位。来年のシード権を得ました!

年齢別ではなんと5位!初めて2カ月、今回で3回目のダウンヒルなのに驚きです。

走っている時もずっと笑顔で、彼は完全にマウンテンバイクの暗黒面(魅力)に落ちましたね(笑

 

さて帰り支度、思い出したようにまた写真を撮ります。

↓ レンタカーにピッタリ3台。

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↓ そして温泉に入り。

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いつものように軽く湯アタリし、帰路へ。

道の駅で蕎麦を食べ、元気回復。帰り道、運転頑張ります。

が、まずは「岐阜 82km」という看板でヘコみます。

軽い渋滞のあと、名古屋を越え、静岡県に入って夕食をとったあたりから雨が降り出しました。

激しい雷雨と事故渋滞を越え、横浜に帰ったのはもう真夜中過ぎ。

いやぁ、ヒジョーに疲れましたぁ~!

でも、来年も参加しちゃおうかなぁと思ってます。

なぜって、うちのエースがシード権持ってるんだから、こりゃ行かなきゃね。

って、ただ楽しみたいだけですが(笑)

来年は、頑張ってもっと上に行けるようになりたいです!

 

2010/08/16 小林



王滝参加レポート

2009年9月20日開催のセルフディスカバリーアドベンチャー・クロスマウンテンバイク100km(長い・・・)に参加してきました。
ひどいタイムでしたがなんとか完走してくることができました。9時間半・・・。
たっぷり山を満喫しました。6時間とかでゴールするのも凄いけど、9時間半山中を行動し続けるってのも、それはそれで偉いんじゃないかと・・・思うことにします。

今回はショップスタッフとして、使用機材の感想や何が必要で何が不要だったか、などをレポートさせていただきます。
記録を狙う人には、山へ行きまくって、走りまくって、プロテイン飲みまくるしかないんじゃないの、としか云えません。すみません。

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今回の相棒。

本番直前にホイール、タイヤ、ブレーキを交換しました。

クロスマックスSL×SCHWALBE RACING RALPH UST 26×2.1
ブレーキはXTのハイドロに。

資金繰りの関係で直前になってしまいましたが感触を掴む為の時間が欲しかったです。

 

 

【王滝仕様の工夫とセッティング】
MTBとしての性能を発揮させることはもちろん、ライダーの疲労を軽減させる工夫も必要です。

速い選手は持ち物も少なく、まんまXCレーサーにちょっとボトルが1本追加してるぐらいで走っちゃうのですが、自分のように遅いと荷物も増えます。
ハイドレーションバッグにはCCDドリンク1リットル、スペアチューブ2本、携帯ポンプに補給食。
これで結構重たいです。
これのせいで腰が痛くなり、ダウンヒルが辛かったです。
自分は見た目的に嫌いなのですが、荷物はなるべく自転車に付けて身体は軽いほうがいいです。
そういうアドバイスは受けていたのですが、やはりハイドレーション背負わないと不安なんだもの・・・。

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サイクルコンピューター等の計器類はメーターマウントを使ってなるべく前方にレイアウトしました。

少しでも視線移動を少なくして疲労軽減に、と思ったのですが効果はあったと思います。

バーエンドバーは、無いよりはあった方が良かったと思いましたが、ガレガレの登りではバランスを崩しやすく、あまり使わなかったです。

エルゴグリップはヒルクライムで良かったと思います。ダウンヒルでは、元気なうちは良かったのですが激しすぎるガレ場では段々辛くなりました。
王滝の厳しさは別格ですかね。

 

サスペンションのセッティングは、気持ち柔らかめの更に気持ち柔らかめ、ぐらいが良いと思います。
ダウンヒルで楽できるセッティングです。
登りを考えるとロックアウトが欲しいですが最近のフルサスは設計が良いのでシッティングで漕ぐぶんにはさほどロスは感じないと思います。
自分は登りが絶望的に遅いので、下りで時間と距離を稼ぐ為、ダウンヒル優先セッティングでよかったと思いました。
自分のサストラベルはフロント100mm、リア90mmが最大ですが、足りないとは思いませんでした。
ガレガレの路面に、最低でも120mmは必要だと云う人もいますが、シクロクロスの人もいるぐらいですから、最終的には走れりゃなんでもいいのでしょう。笑
登りと下り、どこで攻めるか、バイクによって戦略が変わってくるのも王滝の面白さかもしれません。

タイヤの空気圧は、5月に出たときはチューブドタイヤで2.8がベストに感じましたが、今回はチューブレスで2.5にしてみました。
勝手知ったるチューブドと違ってチューブレスの場合、同じ空気圧でも違う感触です。もっと気圧低くても良かったかなぁと思いました。
やはり直前に変えるのは良くないですね。

ブレーキは、5月はヘイズのメカニカルでしたが今回はXTのハイドロに。
メカニカルでもどのくらいイケるのかを試す為に敢えてそれにして、比較しました。
前半の、元気なうちはメカニカルでも十分な制動力があったと思います。
前回はDNFだったので後半が分からなかったのですが、やはり後半の握力が弱くなったときにハイドロディスクは断然有利だったと思います。分かってたことですが心底実感しました。
確実にスピードコントロールできるブレーキのおかげで、下りを思いっきり飛ばせるんです。

今回は機材のおかげで、下りでゴボウ抜きさせてもらいました。
その後の登りで抜いた人たちにゴボウ抜かれされましたが。笑

【ウエアの選択と持ち物】
王滝の朝はかなり寒かったです。
5月は雨で、酷い低体温に苦しめられこともあって、スタート直前まで冬用のアンダー着るか迷いました。
スタート前に準備してる人たちの格好を観察したり、日中は26度ぐらいいく、という会話を盗み聞きして、夏用のアンダー、ジャージにアームウォーマー、更にウインドブレーカー、下はビブショーツに夏用CW-Xタイツ、という格好でスタートしました。
スタートして暫くは寒かったのですが、段々丁度良くなってきました。
第一CPまでの間に長い下り坂があったのですがそこはやっぱり寒い。
下りの寒さを考えて、すこし暑くても第一CPまではウインドブレーカーを脱ぎませんでした。

第2CP通過後にアームウォーマーをアームカバーに変えました。
そのままカバーは外さずにゴール。やはり下りがちょっと寒かったですね。

食料は、パワーバー1枚、パワージェルはフラスコに入れ替えて8袋分、梅丹のサイクルチャージ2本、ソイジョイ2本、薄皮クリームパン6個、スニッカーズ1本。
ドリンクはCCDドリンクをハイドレーションに1リットル入れて、クエン酸BCAAの袋2本持ちボトルは空のままスタート。

食べたのは結局パワーバー1枚、パワージェル6袋分、ソイジョイ2本、薄皮クリームパン1個。
固形物は食べる気にならず、結構無駄でした。空腹感はありましたが耐えられる程度。

CCDドリンク1リットルは第2CPまでもちました。
途中で補給できることを考えるとダブルボトルで足りたかな?と思います。
後半用のクエン酸BCAAはしんどい時に効きます。
あの酸っぱさが疲れを和らげてくれるんです。軽く「酸っぱさ依存症」になるぐらい。

ボトル2本を自転車に付けて、何も背負わない方が良かったなと今は思います。
まぁ、足りなくなると大変ですから心配なら持っていった方がいいとも思いますし非常に悩むところですが・・・。

 

完走するためには、3つあるチェックポイントを制限時間内に通過する必要があります。
自分は遅い自覚があったので、とにかく休まず走るように心がけてなんとか通過できました。
100キロというと物凄い距離のように思いますが、スタートとゴールは同じ標高なんだから半分は登りでも半分は下りなのだ、と思えば少しは楽に思えるのでは。

遅いタイムの自分の情報ですが、初めて参加される方の参考になれば幸いです。
谷間の橋から見上げる御嶽山の威容、コース脇の美しい沢、湖の眺めなど、苦しいなかに現れる大自然の風景を観て、ゴールできた達成感を是非味わってきてほしいと思います。

 

担当:伊藤